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2006年05月18日

靴を脱ぐから

 日本人は、家に上がるとき靴を脱ぐ習慣が普通です。そのため、どこの家にも玄関にあがり框(かまち)というものがあります。そこは、靴をぬいで、床にあがる上がり端(はな)のことで、土足とスリッパの分かれ目?の場所です。木造一戸建て住宅などはここに堅木の銘木などを使い、家に上がるときに最初に目に付くところだからでしょうか、大事にします。マンションでも最近は大理石(人造?)などを使っています。敷居は踏んではいけないことは知っている人も、框もそうだということを知っている人は少ないのではないかしらん?
 それはともかく、ここ(上がり框)にはどうしても段差ができます。バリアフリーの時代にこの段差をどの位の高さにするかは、結構悩ましいことです。マンションの場合床下に施す防音材や配管などによって床の高さが決まりますから、この高さによって段差の寸法は変わります。思い切って段差を無くしてホテルのように、と言う物件もありますが、日本人の靴を脱ぐ習慣を変えない限りこの段差は無くなりそうもありません。車椅子で出入りすることができるようにするためには、段差解消機という小さなスロープを用意する時がありますが、これも段差の高いところでは玄関扉までの距離がなければ使えません。
 ところで、土足、土足といいますが今の都会では土の見えるところなど少なく、土のついた靴底などは珍しいくらいでしょう。昔は、会社の事務所でもスリッパに履き替えるところもあり、病院は今でも靴を脱ぐところが多いようですが、最近は土足のままで入れるホテルのような病院も増えてきています。こうなるとひょっとして日本人も家に上がるときに土足のままになるのかも、と考えてしまいます。いや、しかし、それでも清潔好きな日本人の大半は、家に入るときの靴を脱ぐ習慣はなかなか変えないような気がします。それは、きれい、汚いということだけでなく、日本人の深い文化にも係ってくることのように思うからです。
 首都圏のマンションの場合は、外廊下方式(各戸に行くときの通路が外側になっています。多くのマンションがこの方式)が、この方式ですと雨が降った時に廊下に吹き込むので、雨じまいのために廊下とドアの間、玄関フロアと上がり框の間に段差が必要になります。従って、内廊下方式(ホテルのように)にすればこの問題は解決しますが、各戸の間取りによって、居室の採光や通風、消防法などの法律の規制もあり簡単に全て解決とはいかないのが現状です。
 いろいろ書いてきましたが、外国のように土足で家に入る習慣は、都市の環境が変わっても日本人にはなかなか変えることが出来ないもののようです。既に突入している高齢社会では在宅介護、在宅医療が必須の課題ですが、バリアフリーにしてもユニバーサルデザインであるにしてもこの「段差」問題は日本人の住まいを考える上で象徴的なテーマであるように思えます。つい、我が家の上がり框をじっと見つめてしまいます。

うるさい質問

 私たちはマンションを販売するときに、お客様とどう深くコミュニケーションを図るかが、大きなポイントだと考えています。そのために私たちはお客様のお知りになりたい情報を事前によく調査します。それこそ今話題のマンションの耐震性能や鉄筋の太さから、近所の買い物の場所、学校、塾の評判、病院、カルチャースクール、犬の散歩道、猫の通る道(はオーバーですが)までよく調べ準備をしておきます。
 こうして得た情報をお客さまのニーズに合わせてお伝えするのですが、その時にお客様の様子も少し詳しくお聞きします。ご年齢やお仕事、お買い求めいただく動機、お子様の学年、ご趣味、ご収入などなどです。考えようによってはほとんどプライバシーの侵害(?)です。大概の方は、色々お話ししてくださいますが、中には少し迷惑だと、戸惑われるお客さまもいらっしゃいます。(もちろん、私どもの営業担当者も自分の経験も合わせ色々お話しさせていただきますが)
 売る人、買う人のお互いを理解することにより、深いコミュニケーションをし、このことが前提になって住宅の販売は可能になると考えています。住まいは、人の暮らしの器ですが、そういう意味では究極のプライバシーの入れ物ともいえます。従って、どうしてもお客様の暮らし方へのアドバイスになりますから、お客様のことを知らなければ話になりません。この結果、何とかお客様の役立ちたいと思うあまり、営業担当者もついつい力が入り、根堀り葉堀りお客様のことをうかがうことになります。中には後でなんでこんなことまで聞くの?と疑問を口にされるお客様もおられました。
 しかし、お客様が自分のプライバシーの情報についてもフランクにお話しいただければ、私どももお客様にふさわしい条件の間取りや環境、設備を持ったマンションをおすすめ出来、結果としてお客様のニーズを満足させる住まいや住まい方を提供できることになる、というわけです。私どもは一生に一度あるかないかの高額なお買物をされる選択に立ち会うわけですから、なんとかお客様に幸せになっていただきたいと思いつつ、お客様のことについていろいろな角度からお話しをうかがうのです。ただ売ればいい、ということでなく、その方にふさわしい幸せな住まい方暮らし方を提供したい、と考えていることの表れが少しうるさい質問になる、と思っていただけると幸いなのです・・・お赦しください。
 次回以降もマンションについて、住まい方暮らし方についてお話して行きたいと考えています。お付き合いくだされば幸いです。

2006年05月01日

はじめまして、ジェイのブログ オープンします

はじめまして、私の名前は「ジェイ」です。年齢、国籍、性別不詳。ただ一つ分かっている事は、マンション販売に詳しいこと。実は、ブログをオープンすることが、かねてからの夢でした。本音のブログを皆さんに公開しちゃいます。